②エリア その2

成福院、千手院、玉蔵院。3つの宿坊を中心としたエリアです。それぞれの宿坊に個性があって、景観や古木なども合わせて見所いっぱい。「面白探検」もいよいよ本格化します。



ずらりと並ぶ石燈籠。アーチをかける古木の黃葉。
「歴史と自然が息づく」とはまさにこのこと。

大きく、高く、美しい。樹齢500年以上といわれているイチョウの古木。その姿はとても感動的です。

天の紅や黄色。
地にある紅や黄色が、秋の贅沢な幸せ色を作っています。

樹齢1500年以上といわれているかやの木。
頭上を覆い尽くす枝振りは、「圧巻」のひとことです。

頭上ばかりに目が行くポイントだけど、
石燈籠の後ろにいます。寅さんたち。

右耳が大きいのは、右手から参拝客がやって来るから聞き耳を立てているんでしょうか?


千手院周辺の寅の中でも注目は、信貴山最古の笑寅です。
頭(こうべ)を下げてお出迎え。

石燈籠に続き2度めの登場うさぎさん。
このうさぎはありがたいうさぎです。
そっとなでて福をさずかろう。

千手院には縁起物が多い。
大きな顔のおた福さん。福が倍増しそうです。

父寅の口から入り胎内を巡って、福を授かり母寅の口から出ます。
写真は母寅のお顔です。背中の子寅は元気一杯!!

寅やうさぎだけでなく、福を授ける臼もあります。
まさにパワースポットです。


金の小槌は撫で小槌。そっと撫でてみてください。
撫でた分だけ福来る。

金の小槌と来れば金の寅。かわいい姿をした「阿の子寅」。
ありがたくてとてもかわいい。!

金と言えば銀。阿と言えば吽。
銀の「吽の子寅」もかわいく鎮座しています。

毘沙門天を含む「わらべ七福神」。福はもちろん、かわいい姿にほっこりした笑みもいただけます。

いました、いました狛犬さん。わらべ姿がとてもかわいい。成福院ではすべてがほっこり愛らしい。


玉蔵院で印象的なのはお地蔵様。
ふくよかで優しいお顔を見上げてみたら幸せな気持ちで一杯です。

三重塔との大きさくらべ。大きいでしょ。
本当に大きいのです。

大地蔵尊の大きさを一番感じることができるのは遠景。
三重塔の間から、ありがたいお顔が見えています。

“縁結び観音”以外にも、観音様の美しいお姿が拝見できます。
ちょっと長い階段の途中で癒しを与えてくださります。

ここにもいます「寅」。
とてもわかりやすい「福」を持っています。
答えは口に咥えています。


境内から離れたひっそりとした森の中にあります。
岩肌を流れ白妙のような滝が印象的です。

木々が生い茂る森の奥、石像に細い木漏れ日。
心が“無”になる一瞬です。


pagetop