①エリア その1

信貴山朝護孫子寺の門前町を中心としたエリアです。お寺だけで帰ってしまうのはもったいない。ちょっとだけ足を延ばして時間を使えば、さらなる「面白さ」が待っています。



樹木の間から木漏れ日が射す中、朱色の鳥居が連なります。まさに森閑って感じです。

お堂前に鎮座する狛犬。まずは口を閉じた「吽の狛犬」。
吽がいるということは……(次へ続く)

そのとおり。お堂の向かって右手に「阿の狛犬」。
どこか笑っているように見える表情が、かわいらしいでしょ。

提灯の側面に描かれているの模様は「法輪」と呼ばれるもの。剱鎧護法童子は転輪聖王の金輪を転がし、後ろに細長い雲を残して空を飛んだとか。

提金色の燈籠。病平癒の願いを灯し、ひっそりとした空間に浮かび上がります。華やかにして幽玄です。


その名を広く轟かせている「世界一福寅」。
信貴山といえば、この寅を想い浮べる人も多いのでは!?

赤門前にちょこんといる子寅たち。
小さくても千両箱に足をかけ、雄々しい姿で参拝客をお出迎え。

千両箱子寅と比べ、おとなしそうで初々しい表情が
愛らしい子寅です。

子寅の姿に癒されて赤門にさしかかり、ふと見上げると…。
じーっと睨む鬼瓦。とってもとっても身が引き締まります。

世界一福寅で有名な「信貴山朝護孫子寺」。
春夏秋冬それぞれの美しさを楽しめます。


安政年間に建てられた絵馬堂にも、彫刻を施した勇ましい「寅」がいることをお見逃しなく。

信貴山朝護孫子寺にいるのは「寅」だけじゃない。
まず第一弾。ちょっと高い位置に、にわとりを発見!!

見逃してしまいそうなところに、流麗なタッチのうさぎがいます。ちなみに、うさぎは別の場所にもいるので探してみてください!!

石燈籠にはシカもいます。
雄鹿と雌鹿の活き活きとした様子が掘られています。

石燈籠の並びに隠れている石の寅とマント(!?)をかけた小さな寅。 おや? 寅ではない子が紛れ込んでいるような……。


桜の幹の洞(うつろ)をそっと覗いてみると、かわいい観音さまが見つかります。※信貴山バス停近く

小さなお地蔵さまがひな壇にずらり。
お揃いのまっ赤な前掛けがかわいらしい。※仁王門前

門前町を歩いていくと、紅葉の影から荘厳な仁王門が現れる。
その存在感にご注目。

四神「白虎」の姿だけでなく、お寺の中で唯一「寅」でなく「虎」と表記されている。車での参拝者を悠然とお出迎え。

信貴山大橋のその奥が大門ダム。秋の日射しを浴びて神々しくなる景観にご注目。※開運橋から望む


湯豆腐、焼き餅、いなりずし。
昔ながらの商店と紅葉を楽しみながら、お寺へGO!!

西門前町から境内へ。国の登録有形文化財を渡っていきます。
それはそれは難しい名前の工法で日本最古の橋なのです。

106m続く赤い欄干のところどころにいる「寅」。
さて、何匹いるでしょう? 正解は現地にてご確認。

「生駒山系の懐深く」が実感できる景観です。
赤や黄色に色づいた木々は正に彩やかです。

錦に彩られた対岸の向かって右が“平群町”で左が“三郷町(さんごうちょう)”。2つのまちの未来を開運橋が繋ぎます。


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