墳丘は西から延びる尾根上に築かれ、現状は周囲を削られているが方墳だった可能性があり、1辺20m以上の規模があったと考えられる。
主体部は両袖式の横穴式石室で、玄室の長さ4.2m、幅は2.2m、玄門部分で2.55m、高さ2.45mあり、羨道は天井石を欠くが長さ4.65m、幅1.7m~2mある。
石室は古くより開口し、盗掘を受け、副葬品は残っていなかった。
石室形態や石棺の形状より7世紀初頭頃に築造されたと推定され、玄室と羨道には各1基の刳り抜式家形石棺を安置する。
昭和48年に奈良県史跡に指定された。
最寄り駅 | 近鉄平群駅 |
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住所 | 平群町福貴1049-108・109 |
アクセス | 平群駅より徒歩10分 |
備考 | 県指定史跡 |
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