十三街道沿いの丘陵には20基あまりの古墳がまとまって分布しており、すべてを総称して四ツ辻古墳群と呼ぶ。
大部分が主体部に横穴式石室を採用しているとみられ、石室の開口しているものが3基ある。
四ツ辻1号墳は北側の裾が道路の拡幅で削られているが、直径14m、高さ約3mの円墳である。
玄室長3m、幅2m、高さ2.1m、羨道長2.2m、幅1.2mの規模で側壁、奥壁ともに内側に傾いて積まれている。
このすぐ南に2号墳があり、直径9m、高さ2mの規模で、奥行き2mほどの石室が小さな口をあけている。
2基の築造時期は石室形態より6世紀後半から末頃にかけてとみられる。
最寄り駅 | 近鉄平群駅 |
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住所 | 平群町四ツ辻字木の庄 |
アクセス | 平群駅より徒歩30分 |
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