櫟原の氏神。竜田川の支流、櫟原川沿いに鎮座している。
生駒への入口の神様で、元は南西の滝の傍らにあったことから「滝の宮」と呼ばれていた。
平安時代に編集された「延喜式」に伊古麻山口神社と記載があり、かっては大社であったことがわかる。
川岸の石鳥居をくぐり、70余りの急な石段を登ると山の中段を開いた境内が広がる。
祭神は素戔鳴命、櫛稲田姫命で境内には猿田彦神社、八幡神社、稲荷神社、戎神社などの摂社が祀られる。
元禄3年の石燈籠をはじめ多くの石造文化財があり、村人の信仰の深さがわかる。
また、神社のすぐ前の櫟原川の巨石には御幣が印刻され、禊場となっている。
秋祭りでは年替わりの本当屋宅に「オハキ」をつくり、祭神を迎える「オハキツキ」があり、県の無形民俗文化財に指定されている。
最寄り駅 | 近鉄元山上口 |
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住所 | 平群町大字櫟原字滝ノ宮5番の1 |
アクセス | 元山上口駅より徒歩15分 |
備考 | 【県指定】櫟原のオハキツキ<無形民俗文化財> |
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