今から1400余年前、聖徳太子は物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至った。
太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かった。
その日は奇しくも寅年、寅の日、寅の刻であった。
太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創設、信ずべし貴ぶべき山「信貴山」と名付けた。
以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されている。
また、醍醐天皇の御病気のため、勅命により命連上人が毘沙門天王に祈願をすると、たちまち天皇の病気は癒えたため、天皇、朝廟安穏、守護国土、子孫長久の祈願所として「朝護孫子寺」の称号を賜ることになった。
最寄り駅 | 近鉄信貴山下駅 |
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住所 | 平群町信貴山2280 |
TEL | 0745-72-2277 |
アクセス | 信貴山下駅より奈良交通バス10分 |
駐車場 | あり |
URL | https://www.sigisan.or.jp/ |
備考 | 【国宝】信貴山縁起絵巻(紙本著色信貴山縁起)<平安時代後期> |
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