祭神は船山大神と天児屋根命。
山頂近くには船石という船型をした巨石が3個集まっている。
神は天よりこの岩船に乗って、この山に天下ります、という御神体石で、山の信仰と山頂の巨石信仰の聖地である。
また、境内には陽石(男性のシンボル)が祀られており、船石の形状から陽石信仰とも結びついていたことが推測できる。
竜田川を挟んで東に巨大な陽石状の船石を祀る船山神社が、西の越木塚には巨大な陰石を祀る石床神社(旧社地)が鎮座し、「西の石床、東の船山」といった平群谷での古代信仰の形態をとどめる神である。
大正4年に安明寺村の春日神社の地に、南の中之宮村の船山神社が合祀されている。
延喜式記載の式内社である。
最寄り駅 | 近鉄平群駅 |
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住所 | 平群町大字三里字船山475番 |
アクセス | 平群駅より徒歩25分 |
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