椿井の西入口に祀られた線刻の笠石仏。
角柱状 の 石材を壺形に彫り込み、如来立像を線刻し、上部に扁平な自然石を乗せる。
高さ94.5cm、幅44cm、彫り込み71×29cm、仏身58.5cm。
顔から胸の部分が信者が撫でた手ズレによって磨滅しているが、精緻な線刻で表現され、仏身の周囲、彫り込み内に十五の種子が配されている。
本来の姿ははっきりしないが、地元ではミロク(弥勒)と呼んで信仰している。
胸の付近で折れているが、昔、牛馬をつないでいて引き倒されたのだという。
制作は鎌倉中期を下らないとみられている。
最寄り駅 | 近鉄竜田川駅 |
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住所 | 平群町椿井 |
アクセス | 竜田川駅より徒歩20分 |
備考 | 【町指定】椿井線刻石仏<鎌倉時代> |
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