揺るぎ地蔵は地蔵堂の本尊で、高さ2.0m、幅68cm、厚さ40cm、仏身154cmの地蔵立像で頭上に幅92cmの笠石を乗せる。
高肉彫で円形の頭光があり、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。
紀年銘から元寇(文禄・弘安の役)の二度目(1281)に際して国家的危機を回避するために立てられた尊像と考えられる。
その後、立てられた意味が忘れられ、信心すると病気などの痛みが揺るぐとの身近な信仰が生まれ、今日の呼び名となっている。
十三仏板碑は、天文20年(1551)の銘があり、信貴山成福院 の 石室十三仏に次いで平群谷で二番目に古いものである。
五輪塔は、地蔵堂の後方にあり、鎌倉末から南北朝頃 の 建立と推測されている。
最寄り駅 | 近鉄元山上口駅 |
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住所 | 平群町鳴川 |
アクセス | 元山上口駅より徒歩1時間 |
備考 | 【町指定】揺るぎ地蔵石仏群(鎌倉~室町時代) |
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